勉強していく中で、失敗したり、行き詰まったりすることはよくあると思います。
そんなときは、自分の努力の質と量を再検討しましょう。
ついついテストの成績が悪いときや、勉強しても手応えを感じないときは行動に目を向けてしまいますよね…結果が出なければ、もっと勉強量を増やそうと考えてしまいがちです。
しかし、実際には逆のケースで量を絞ったほうが効果的な勉強ができることがあります。
例えば、英単語を200個ずつ暗記する予定だったが、全てを暗記することができず中途半端になってしまった……のような経験は多くの人がしているのではないでしょうか。
そんなときは暗記する量を100個に減らし完璧を目指したそうがよいですよね!
また、質の部分でも、2時間ダラダラと勉強しているより、30分しっかり集中して取り組んだほうがよい結果につながります。
つまり、失敗したらもっと勉強しようと量を増やすことは逆効果になる可能性が高いといことです。
また、勉強に行き詰まって集中できないときは外に散歩したりすることも大切です。外に出れば気持ちが回復してきます!
(根岸は積極的に散歩します。けっしてサボりではありません……)
また、人は自分の失敗の原因を自分の思い込みから判断し、自分の能力に求めがちです。それを自分の行動の方に位置付けられるかがポイントになります。その方向に持っていけば、改善の余地もあり、自分の失敗の原因をより適切に改善できるものに変えることができます。
「行動を変えよう」と何度もこのブログで述べてきましたが、それは行動を変えることがいかに大切であるかということの裏返しになっています。
成績が伸びないときは、自分の行動に目を向けましょう! 行動を変えられれば内面を改善することができます。
ここで、学習方略の原則023:帰属の再訓練のお話は終わりです。次回をお楽しみに!
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