こんにちは。エデュケーター・ラボ チーフインストラクターの根岸です。
昨日の続きのお話です。学習指導者ベーシックスキル講座では、
●指導内容を生徒に「伝える技術」
●指導者としての信頼を得る「在り方」について
について学びますよ、ということをお話ししました。
今日はこのうち「伝える技術」についてお話しします。
学習指導の場面にはさまざまな形態があります。
「集団対面型の一斉授業」「1:nの個別指導」「複数グループでの活動」etc……
これらのそれぞれの形態で求められるスキルに違いはあるでしょう。
しかし、当然共通点もあるはずです。
それは、「指導者と生徒が学習の場においてコミュニケーションをとる」ということ。
極めてあたりまえの話なのですが、ではそのコミュニケーションの「質」について考えたことがありますか?
このコミュニケーションの「質」、何が良質であるのか。ここの定義を議論し始めるとなかなか決着がつきません。
そこで、私は「学習指導」の場に限定して、コミュニケーションの「質」が高い状態を、こう定義します。
学習内容を生徒が受け入れ、それに基づいて生徒の思考や行動が変容すること
簡単に言えば、「学習内容を生徒がちゃんとわかって、それができるようになること」ですね。
そのために必要なコミュニケーションスキルを具体化、体系化したものが「学習指導者ベーシックスキル講座」です。
明日は、このコミュニケーションスキルの学習項目についてお話しします。ご期待ください!
学習指導者スキル講座(中学5教科)第1期生(7月1日開講)募集中!
学習指導者スキルトレーニングプログラム チーフインストラクター
根岸 大輔
http://educatorlab.net
Pingback: 「伝える技術」の学習内容! | 新・ねぎちゃん養成講座