学習方略の原則004:参考書の選び方

こんにちは。根岸です。今回は参考書の選び方のお話。

市販の参考書を使って勉強することが多い受験生はよく「あの参考書を使ったから成績が伸びないんだ!」「あの参考書は使えない、やっても意味がない!」なんてことを口にします。

しかし、市販の参考書が使えないなんてことは絶対にありえません。出版社を通して作成される参考書の中に内容が悪いものなんてあるはすがないのです。

では、なぜ受験生がよくそんなことを口にするのか?

それは自分のレベルに合った参考書を使って学習できてないいからなのです。

例えば、英語の基礎がなっていない受験生がいきなり英文法四択の参考書に取り組んだらどうでしょうか? やっても意味がない、成績が伸びないというのは明らかでしょう。よって、自分のレベルにあった参考書を選ぶということが非常に重要になるのです!

それではどうしたら自分のレベルに合った参考書を選ぶことができるのでしょうか?

たくさんありすぎて迷ってしまいますよね〜。

いやいや心配いりません。選択の基準はこちら。

「できるもの:できないもの=7:3」

という目安に従えばよいのです。

多くの受験生は自分ができない問題がたくさん載っている参考書を選びがちですが、そこには大きな落とし穴があります。

自分ではなんとなくできると思っていた問題をいざ解いてみるとやっぱり解けなかったなんてことが多々ありますよね。

ですから、「できるもの:できないもの=7:3」の目安で選んだ参考書でも、実質「できるもの:できないもの=5:5」くらいの程よいバランスになります。すると効率よく勉強を進められ、どんどん自分の学力をステップアップさせることができるのです。

ぜひ、受験生の皆さんは今使っている参考書が自分のレベルに合っているかどうかをもう一度確認してみてください。自分のためになる勉強ができるようになることを願っています。 学習方略の原則004:参考書選びのお話はここでおしまいです。次回をお楽しみに!