学習方略の原則019:自分の「常識」

自分にとっての「常識」と思える学習法でも、それに確たる証拠があるのか再検討することは非常に重要です!

それが、自分の実力の上昇を阻んでいる場合があります。

分かりやすい例として英単語を挙げてみます。英単語はどうしても英語を学習するうえで暗記しなければしょうがないですよね。

皆さんはどのように英単語を暗記していますか?

見て覚える、口に出して唱える、何度も書く、ラインマーカーを引く、チェックシートで隠して確認する……

当然ながら、暗記の仕方はいろいろあって正解というのはありません。

もし、正解が存在するならば全員がその方法で暗記するはずです。

つまり、勉強方法に正解はなく、いろいろあるやり方の中で自分のやりやすい方法を見つけていくことが大事だということです。

しかし、それがなかなか難しいことなのです。

なぜなら自分の中で「常識」だと思っている勉強方法が存在しているからです

自分ではこの方法が正しいと思っていても本当にその方法が自分に合っているのか、その方法が正しいという実感を持てているのかは考え直すべきです。

また、その当たり前だと思っていることを、本当にそれで良いかどうかを指導者や信頼できる人に聞いてみるのも良いでしょう。

いろいろな切り口から書かれた「学習方略の原則」についての記事や、根岸Twitterのタグ #学習方略の原則 も参考にしてみてくださいね!

ここで学習方略の原則019:自分の「常識」のお話は終わりです。次回をお楽しみに!