学習方略の原則011:学習が上手くいかなくなったときの「内的要因」・「外的要因」②

こんにちは。大学入試現代文・小論文AO推薦対策指導、根岸です。

今回は、前回の「学習が上手くいかなくなった時の『内的要因』」のお話の続きです。次は「外的要因」についてお話ししします。

「外的要因」とは周囲の環境や学友との関係のことを言います。

周囲の環境とは、単に机や椅子の設備など勉強できる環境が整っているのかという問題でもありますが、自分の周りにはどんな人がいるのか? 一緒にいる友達がどんな人なのか? というような周囲にいる人々との関係の問題でもあります。

例えば、「勉強だりぃ」と口にする友達と、勉強に前向きで努力を惜しまない友達とではどちらと一緒にいたほうが自分にとっていいですか? それは後者であることは明らかでしょう。一緒にいる友達からの影響は非常に大きなものです。

また、質問ができる環境がきちんと整っているのか(先生やチューターさんに質問しやすいかどうか)ということも重要です。

講師室に入りづらくて分からない問題をそのままにしてしまう傾向のある生徒の場合は、自分から積極的に質問しに行く勇気を持ちましょう。私たちはいつでもウェルカムなのですよ。生徒さんからの質問を待っています🖤

特に、予備校にいる時間が長い高卒生は「外的要因」の方を重視すべきです。

このような「外的要因」は自分で努力すれば改善することが可能です。勇気をもって変えていきましょう。

勉強が上手くいかなくなったときは、「内的要因」だけでなく「外的要因」の改善も試みてくださいね。

今回の勉強が上手くいかなくなったときの「外的要因」のお話はここで終わります。次回をお楽しみに!