学習方略の原則:006学習の意義

こんにちは。根岸です。

今回は、学習の意義についてのお話をします。

皆さんは、勉強をしているときに、 「こんな勉強をしていて意味があるの?」「なんでこんなことやっているんだ?」というように考えたことはありませんか??

多くの受験生がこのように感じたことがあり、また意味がないと感じながらもその課題に取り組んでいるということが多々あるのではないでしょうか?

実はそれが、学習がうまくいっていないときのサインなのです!!

学習に意義を感じなかったり、勉強に気持ちが乗らなかったりしたら、学習効率・効果も低下してします。

ではそんなときはどうすればよいのでしょうか??

そんなときは、一旦立ち止まって、学習の意義を考え、意義を感じなければその取り組みを辞めてしまえばいいのです。

逆に学習に意義を感じることができれば学習効率・効果ともにアップさせることができます。

よって、常に学習の意義を考えるということが非常に重要です。

学習の意義を感じられなければ学習がうまくいっていないサインだと考えて、自分の学習を見直す貴重な機会にしましょう!!

学習方略の原則006のお話はここまでです。

次回をお楽しみに!!

学習方略の原則005:参考書のレベルとその取り組み

こんにちは。根岸です。

前回学習方略の原則004では参考書の選び方について紹介しました。今回は、少し前回と被る部分がありますが、参考書のレベルとその取り組み方についてお話します!

まず、「この問題集をやったから成績が上がった」という考え方は的確とは言えません。

成績が上がるというのは複合要因です。

1つの参考書をやっただけで上がるということはあり得ません。

また、成績というのは一直線に上がるものではありません。

テストではたまたま上がったり下がったりするという波があります。

しかしながら、やはり「この参考書・問題集をやったから成績が上がった!」という実感を持つ人もいることでしょう。

もしそういう実感を得られたとしたら、それは自分のレベルにあった参考書にしっかり取り組めたからなのです。

前回の原則004でもお話した通り「できるもの:できないもの=7:3」の参考書に対し、自分がどのくらいしっかりとした取り組みができるかどうかが非常に重要になります!

では、ここでいう参考書に対するしっかりとした取り組みとはどういうとことなのでしょうか?

皆さんは、

  1. 問題を解く
  2. ○×をつける
  3. 解答解説を読む
  4. できるようになるまで復習する
  5. 満足する

ことだけで終わらせていませんか?これだけでは効果的な学習とは言えません。

しっかり取り組むとは③を終わらせたあとに、なぜその問題を間違えたのか、何が分かっていないのかを自分で明確にするという作業を忘れてはならないのです。

例えば、英文法の参考書の場合、間違えた問題に対し解説を読むだけでなく、”なぜ間違えたのか””何が分かっていないのか”を明確にし、総合英語の参考書に戻って分からなかった項目を復習するという作業が大切になります。

このやり方で参考書に取り組むと、特に英語や数学で効果が顕著に現れやすいです。

せっかく自分に合った参考書を見つけたならば、正しい勉強方法で取り組まなければもったいない!ぜひ、今回紹介した勉強方法を試してみてくださいね。

今回の学習方略の原則005:参考書のレベルと取り組む方のお話はここでおしまいです。次回をお楽しみに!

学習方略の原則004:参考書の選び方

こんにちは。根岸です。今回は参考書の選び方のお話。

市販の参考書を使って勉強することが多い受験生はよく「あの参考書を使ったから成績が伸びないんだ!」「あの参考書は使えない、やっても意味がない!」なんてことを口にします。

しかし、市販の参考書が使えないなんてことは絶対にありえません。出版社を通して作成される参考書の中に内容が悪いものなんてあるはすがないのです。

では、なぜ受験生がよくそんなことを口にするのか?

それは自分のレベルに合った参考書を使って学習できてないいからなのです。

例えば、英語の基礎がなっていない受験生がいきなり英文法四択の参考書に取り組んだらどうでしょうか? やっても意味がない、成績が伸びないというのは明らかでしょう。よって、自分のレベルにあった参考書を選ぶということが非常に重要になるのです!

それではどうしたら自分のレベルに合った参考書を選ぶことができるのでしょうか?

たくさんありすぎて迷ってしまいますよね〜。

いやいや心配いりません。選択の基準はこちら。

「できるもの:できないもの=7:3」

という目安に従えばよいのです。

多くの受験生は自分ができない問題がたくさん載っている参考書を選びがちですが、そこには大きな落とし穴があります。

自分ではなんとなくできると思っていた問題をいざ解いてみるとやっぱり解けなかったなんてことが多々ありますよね。

ですから、「できるもの:できないもの=7:3」の目安で選んだ参考書でも、実質「できるもの:できないもの=5:5」くらいの程よいバランスになります。すると効率よく勉強を進められ、どんどん自分の学力をステップアップさせることができるのです。

ぜひ、受験生の皆さんは今使っている参考書が自分のレベルに合っているかどうかをもう一度確認してみてください。自分のためになる勉強ができるようになることを願っています。 学習方略の原則004:参考書選びのお話はここでおしまいです。次回をお楽しみに!